シニアカートとはまた違った小型モビリティ

シニアカートは違った情報をお届けします。
ITmediaNEWSサイト (https://www.itmedia.co.jp/) で興味深い記事が2019年12月26日掲載されていました。

自動運転技術ベンチャー企業「ZMP」さんが東京都文京区内で試乗体験会を行われた模様です。
一人乗り用でシニアカーや電動車いすではなく、小型モビリティと呼ばれる車に乗って移動する試乗体験会のようでした。
今後は、歩くことなどがしんどくなってこられた高齢者の方や子供や障害のある方などに乗ってもらえるかもしれません。

この小型モビリティの試乗体験会は、
自動運転技術ベンチャー企業「ZMP」さんが「年をとっても外を自由に歩ける仕組みを作りたい」として、
今回は、東京メトロ丸ノ内線茗荷谷(みょうがだに)駅前を出発して約1キロ先のZMP本社まで10分ほどで到着するものだったようです。

ITmedia NEWS 引用
ITmedia NEWS 記事より引用

この小型モビリティは、高さ1.2m、長さ1.1m、全幅65cmの小型で「ロボカー・ウォーク」といい、
速度は、時速3~4キロ(シニアカーは約6キロ)、操作の必要はなくなんと自動運転で進みます。
自動運転の精度は、非常に良さそうで歩行者が近づくと減速し、路上駐輪された自転車などの障害物を自動で避けたります。
また、横断歩道や信号(赤)では、自動で停車。青信号の認識や人を避けたあとなどの再始動もわずか1秒程度で判断できるようです。
その他、シニアカーの接触によくある左右に曲がる時や進路変更時などには、
ウインカーが光るようになり「左に曲がります」など音声アナウンスがあり周囲へ伝えることでより安全に走行できるようになっています。

シニアカーなどは、ハンドルやブレーキを握って操作しますが、
この小型モビリティは乗車後は自動操縦なので、ハンドルやブレーキを握って操作することもなく、そもそもハンドルなどがついておりません。
地図を表示するタブレットのみがあり、ゲーム機のようなコントローラーで操作もできるようです。

この小型モビリティは、センサーが3基、カメラが2基ついており、常時周囲360度を把握しながら自動運転を行います。
法令上は、電動車いすに位置づけられるようです。

自動運転技術ベンチャー企業「ZMP」さんは、
まずはコミュニティーバスみたいに駅と病院などを往復させるようなビジネスを考えておられるようです。
こういう小型モビリティが普及しだすと、安全に高齢者の方が外へ行ったり機会が増えそうですね。

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